2007年1月30日 (火)

開業場所は決まりましたが・・・

何とか土地は取得しました。実はここまでの経緯は2006年の春ころの出来事でした。売主の方の都合でお盆まで明け渡しが出来なかったのです。まあ、値引き交渉にも応じていただいてもらったこともあり、仕方の無いことと思っておりました。

その間にどんな歯科医院を創りたいかじっくり考えました。今でも考えています。完成は今年の8月が目標。でも札幌に戻る時期は来年の4月予定。さあ、半年の間、歯科医院はほったらかし?誰かに任せる?開業初日から他人に任せるって有り得るか?それなら最初から歯科医院全体を貸しに出すのは?

これって意外と健全な歯科医院経営につながるのではないかと考えています。院長自らが莫大な借金を背負って日々診療に励んでも、頭の中で借金の返済のことがちらついていてはどうなることか。大体想像はつくと思います。必死です。やってはいけないこともしてしまうかもしれません。

そこで、私は土地と建物及び設備の準備を担当、友人の歯科医師が歯科医院のコンセプト、方針などコンサルタント業務、ドクターの選定を担当、あとは実際に働く院長の3人体制をとることに決めました。

となると、私はがんばってお金を借りなければならない。土地を購入する際に、現在経営中の歯科医院のメインバンクにお願いしました。年間一億円近い売り上げがあったので、ある程度期待してましたが、

「歯科に対しては3000万円ほどの融資しかできません」

飛び込みでお願いしたわけではないです。一応メインバンクとして付き合ってきたのに、3000万円って、普通の住宅も建てられるかどうか怪しいところです。かなり顔が引きつった気がします。

果たして歯科医院はつくれるのか?それも、札幌で一番すてきな医院を目指したいのに。宮の森、大倉山というロケーション、素敵な場所です。プレハブ小屋で開業するわけには行きません。何とかしなければ。

2007年1月31日 (水)

ここで歯科をつくります

開業予定地を隠していてもしょうがないのでここで紹介します。

札幌市中央区宮の森2条16丁目

大倉山シャンツェに向かう道の交差点です。ジャンプ競技がある日には、よく警備員の方が立っています。ご近所の方はすぐ判るでしょう。

銀行からは、「この辺にはあまり人がいないでしょう?」と言われましたが、調べてみると結構いらっしゃいます。3000人ほどでしょうか。歯科医院としては何とか成り立つ人数です。近所には松山千春さんの家もあると聞きました。一体どんな人達が住んでいるのでしょうか?とても興味深いです。

この界隈の方々は、どのような歯科医院があったらいいと思っているのでしょうか?一応、現時点での方針は

  年中無休

  夜9時まで診療

  個室(全部は無理ですが・・・)

  各分野の専門医

この辺を考えています。あと何か要望は無いでしょうか?ぜひ、お教え願いたいです。

あとはどんな建物にするか。きれいな建物が良いですよね。実は建築家はすでに決まっています。お金ないけど、どんどん行きましょう。かなり有名、というか素敵だなと思ってたショップや飲食店は、結構この方が手がけています。さて、誰でしょう?

2007年2月 1日 (木)

アトリエテンマ

開業用地を取得する前から、建物の設計は札幌にある設計事務所、アトリエテンマの長谷川さんにお願いすることが決まっていました。北海道に在住の方なら、アジアンカフェホアンタム、サントリーバー、500バーなどなど一度は聞いたことがあるお店の名前がずらっと並びます。手がけた作品はすでに2冊の本になっていて、3冊目もそろそろと聞きました。

アトリエテンマの名前は数年前から聞いていて、すごい仕事をするところだなとは思ってはいましたが、まさか仕事をお願いすことになろうとは思いもよりませんでした。

今にして思えば、妻がアトリエテンマの作品集を買ってきたり(今までその類の本は買ったこと無いのに)、友人の結婚式で同じテーブルに着席していたり(式の終了後に知りました)、気がつかないうちに運命の糸が交わり始めていたのです(一方的な思い込み?)。

土地探しの時点でも、アトリエテンマの作品としてふさわしい地域や場所を考慮して探したつもりです。宮の森、大倉山の麓のこの場所はまさにぴったりの場所ではないかと思っています。

しかしながら、アトリエテンマの長谷川さんに「今までで、ここまで資金調達をぎりぎりでやることはほとんど無かった」と言わしめる結果となりました。最低限、設計料ぐらいは何とかしますので、見捨てないでください!

2007年2月 2日 (金)

銀行さんに、歯科は受けが良くない?

資金調達のめどがたっていないのに、設計事務所のアトリエテンマさんと作業を進めているが、「本当にこのまま進めて行っても大丈夫でしょうか?費用もどんどん発生していきますが」と、とても心配をかけさせている状況となった。

現在、融資のお話を進めている信金はなかなか結論が出ず、時間だけが過ぎている。そこで、アトリエテンマさんに融資先の紹介依頼をしてきたという地方銀行を紹介してもらい、数日前に大体の概要を伝えました。上司と相談の上、また連絡しますと言われた。

昨日、電話があり「平日に話し合いをしなければならないから、なかなか大変」との理由で融資は断られました。それはどこの銀行も同じでしょ。つまり、歯科医院をつくるからだめなのですね、 きっと。

そう、札幌の歯科医院は飽和状態で漫然と経営している歯科医院はたいした儲けは出ていないでしょう。まじめにやればやるほど利益は減少します。患者の皆さんは、歯科は治療費が高いからぼろもうけしているんだろうなと感じるかもしれませんが、差し歯を作ってもらう技工料など、経費がかなりの部分を占め、利益はあまり出ません。入れ歯に至っては、手間の時間など考えれば赤字です。出来ればやりたくないと思っている歯科医院も多いと思います。

利益を出すには、薄利多売、経費削減。自費診療率が高い地域はまだしも、保険診療が主体のところは、患者の回転率(治療台の消毒は大丈夫か?)、下手でもいいから安い技工料(それを自分でも受け入れるのか?)、あとは少々の水増し(駄目でしょ?)を考えつつやる。借金があればなおさら。

そこで「開業場所は決まりましたが・・・」でも述べましたが、院長自らが莫大な借金を背負ってはいけないのです。借金は別の人が負う。メリットは患者さんが享受できます。

歯科医院の台所事情は銀行さんは良く知っているはずです。その結果の融資拒否。

私達が目指しているのはそこら辺の普通の歯科ではありません。誰もが理想とする歯科医院です。今現在で最高と思われるものばかりを集めていきます。海外に出かけて技術・情報も集めに行ってます。今はそれを集約して形にしようとしている段階です。銀行はまだ理解していないけど。なんと言っても確定申告書も見てないのに断られてるし。

ハードルは高い。

2007年2月 5日 (月)

入れ歯

今日、まだ若いのに歯が一本も無い患者さんが来た。歯科恐怖症のため大きな病院に入院し、全ての歯を抜いたそうだ。その後、うちの診療所で入れ歯を作りたいと。その人は残り数十年の人生、ずっと総入れ歯と付き合うことになるのだろう。

入れ歯といえば、「痛い、外れる」などといったことは当然のことで、諦めて慣れるしかないよ、ぐらいに言われたり、思っている人が多いと思う。最近ではインプラント(人工歯根)治療が盛んに行われ、入れ歯はそのうちに無くなる勢い(実際、アメリカはそれに近い)だが、金額的に高価なことと、手術が必須であることなど、ハードルが高い。そこで、入れ歯の「痛い、外れる」という欠点を極限まで排除できるものが無いのかというと、実はある。

入れ歯の内面を柔らかなシリコーンで覆う技術が確立され、私も一年近く盛んに取り入れてきた。50人分ぐらいは作ったが、かなり評判は良く、札幌に戻ったらこの治療一つに絞ってやってみようかと思っています。つまり、柔らかい入れ歯の専門医。

残念ながら保険診療では作れないが、インプラント治療一本分ぐらいの値段で提供は出来そうです。他の治療に煩わされず、じっくり入れ歯作りに専念すれば、かなり満足していただける入れ歯を作る自信が付いてきました。

地方の自分の診療所と札幌に宮の森に計画中の新しい診療所も人に貸し、自分は柔らかい入れ歯のみに専念する。日本で一番の症例数を目指しています。現在の症例数は上位は間違い無いのですがまだ一番では無いらしい(メーカー談)。とにかく今は経験を増やし、絶対の自信を持って札幌、宮の森に戻ってきます。もし興味がある方いましたら、メールください。週末に限りますが、札幌の提携歯科医院で診療できるかもしれません。

今回は何だか宣伝のみになってしまいましたが、宮の森の歯科医院建設は設計は進んでいるものの、融資の返答がいまだにありません。一体どうなることか。

2007年2月 8日 (木)

ディズニーランドと歯科

昨年末、家族と初めて東京ディズニーランドに行った。子供たちはもちろん、大人も十分楽しめた。そして何より、ミッキーやミニーの着ぐるみを着た人たちの役作りの徹底ぶりにとても感動した。

歯科医院で働く人達にも役作りというものが必要ではないかと常々思っていました。理想と思われる歯科医師や受付、歯科衛生士のキャラクターを作って各自しっかりと演じる。

「私はこういう性格だからこれ以上愛想よくはできません」なんていう言い訳はさせません。「私は子供が嫌いだから、子供の相手はしたくありません」なんて言うミッキーは有り得ないのと同じです。

院長始め、受付他のスタッフにも役を演じるということを徹底させれば、とても感じの良い歯科医院にできると思っています。

融資の返事は未だに無い。今日は、以前からお世話になっているリース会社に電話して融資の相談をしてみた。来週の平日に札幌から地方まで3時間かけて来てくれるとの事。多少、期待はしてみるが、さてどうなるか。2月14日には何かしら動きがあるかも。

2007年2月14日 (水)

私の頭が悪いのでしょうか?

本日、リース会社の方が診療所まで来てくれて融資の相談の話をしました。

宮の森で「診療に専念するドクター」「人集め、トレーニング、集客努力するドクター」「資金調達するドクター」三者が役割を分担して開業する歯科医院の概要を説明しましたが、だんだんと相手の顔が「?」になり、

「・・・・よく判りませんが、私の頭が悪いのでしょうか?」との一言を頂きました。いえ、頭が悪いのではなく、頭が固いのかもしれません。

確かに、このようなケースは今まで無かったかもしれません。若手のやる気に満ちたドクターに、リスクを少なく開業してもらい、治療方針・内容はコンサルタントを請け負うベテランドクターがいつもチェックし、借金は治療には直接関与しないドクターが負うので、患者さんは上質な治療を安心して受けられるというメリットをなかなか理解は出来ないようです。

融資は基本的には辞退したいと言われ、可能性としては、私の現在の診療所の診療報酬を担保にとれば一部の融資はあるかも、との事。土地と建物と診療報酬の全てを担保にとられる。万が一のことがあれば、私は何にも残りません。プロフィールの写真にある、ハマーは去年、180万円(安!)で売っちゃったし。

少し、もうどうにでもなれっていう感じが漂ってきました。この先、がんばれるのか?

2007年2月17日 (土)

そろそろ考え時か

融資が決まらない。根本的に問題があるのか。それだけ歯科という業種には未来が無いのか。ここ数日はもう止めようかという気持ちが強い。それに追い討ちをかけるように、院長予定のドクターの弟が訪ねてきて、院長予定のドクターの最近の気持ちを聞かされた。

かなりモチベーションが下がってきているらしい。まだ若いし、他にやりたいこともたくさんある。年中無休で仕事だけに打ち込むことは無理だろう。家庭も大事にしたい。休み無しで一人で診療するのは不可能だし、そんなことを強いるつもりも無いのだが、本人はそうなってしまうことを始める前から心配しているらしい。

院長候補を変えるべきだろうか。他にやってみたい歯科医師はいないでしょうか?

基本的に患者サービス、治療の質を重視して、審美治療に自信がある方。義歯は私が手伝います。インプラント・外科は専門医が行います。矯正治療も専門医がやります。小児歯科も専門医を呼べると思います。

詳しい説明を聞きたい方はメールをお願いいたします。ただし、計画自体が消えてなくなる可能性もあり。ここ1~2週間で目処をつけたいと思います。

どうなる?

2007年2月27日 (火)

確定申告

現在利用中の住宅ローンの銀行に、駄目もとで建て替え分の融資をお願いしたところなんとOKが出そう。しかしながらそのとき伝えた18年度の予想年収が、今日入手した確定申告書とかなりの開きが出た。この状態なら満足な融資が受けられるかどうか。

一喜一憂、うちの妻もこの綱渡り状態に今日、泣いた。泣かせてしまった。今夜は寝られそうに無い。たーすけてー。

2007年3月 7日 (水)

住宅ローンを申し込んでみました

本日、住宅ローンの申し込みをいたしました。あとは、審査を待つのみです。

確定申告は経費を所得に付け替えて年収を多くしました。そのため所得税を車一台分多く払うことになりましたが、まあ致し方ないでしょう。頭金を2千万円払うよりは現実的です。

来年の4月には二人の子供が小学校と幼稚園に上がります。それまでには歯科医院を軌道に乗せたい。札幌に戻りたい。

盤渓小学校か大倉山小学校か。盤渓小学校お勧めのコメントを頂きました。有難うございます。是非検討したいと思っています。歯科医院完成の際にはどうかいらしてください。事前に内覧会も行いたいと思いますし、治療とは関係ない色々なイベントも考えています。

実現できれば・・・・・

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