2007年1月29日 (月)

開業場所の決定

現在、北海道の地方の町で歯科医院を経営。一応ここで続ける限りは当分生活には困りそうに無い。あっという間に4年が過ぎた。上の子も来年には小学校入学。同じ年に下の子が幼稚園に入園。は、早すぎる!

子供が少し大きくなったら生まれ故郷の札幌に戻ることも考えようと妻と話していたのに、気が付けばもう大きくなってる!この時期を逃せばどちらかの子が転校を余儀なくされてしまう。とはいえ、周囲にまったく自然が無い街中で子育てするのも気が引ける。

だったら札幌でも自然に恵まれておまけに街に近いところは無いだろうか?探してみると盤渓は条件を満たしている。盤渓小学校も面白そうだし(野生児になっちゃうよ、という人も)、中央区だし、いいかも。しかし、いい場所は殆ど市街化調整区域になっていて、住宅は建てられない。

どうにかして建てられないか?学校や病院、診療所だったら建てられるのに。あれ?診療所だったら建てられるの?早速、市役所に行きました。届出をすれば建てられますとのこと。こっそりそこに住んじゃえばいいんじゃない?これしかない!

盤渓スキー場のすぐ近くに約3000坪の土地を発見!平坦に整地もされているし、ここに決めた!あとは資金を調達するのみ。奔走しているうちに重機の駐車場として他人に買われちゃいました。がっくし。

もう止めようかと思っていたところに大倉山の麓、聖心女子学院のすぐ近くに中古住宅付き500坪の土地があるとの情報が。宮の森、高級住宅地で500坪って、一体いくらするのでしょう。おお!やはりそんな高額なのですね。予算を数倍オーバーです。さようなら。

でも、しばらく経ってもその場所がとても気になる。大倉山シャンツェや円山動物園にも程近く、何より500坪のまとまった広さはなかなか無い。高低差が10mの傾斜地というのも考えようではとても面白そう。住宅兼診療所を建てて、なおかつ子供が安全に遊べる場所も残る。予算にかなりの無理があるが、きっと縁が無ければ守護霊様があの手この手で止めるだろうから、もしこの土地が買えたらそれは進めても良いことなのですね?止めるなら今のうちですよ。そして奇跡的に買えてしまいました。ご先祖様、守護霊様、信じてます。

さて、建物を建てようかと思ってももうお金ないじゃん!どーすんの、俺!しかも住宅ローン使ってるし、中古住宅壊せないでしょ!

かくして本当に行き当たりばったり、綱渡り歯科医院建設が幕を開けました。一体どうなることやら。

2007年1月30日 (火)

開業場所は決まりましたが・・・

何とか土地は取得しました。実はここまでの経緯は2006年の春ころの出来事でした。売主の方の都合でお盆まで明け渡しが出来なかったのです。まあ、値引き交渉にも応じていただいてもらったこともあり、仕方の無いことと思っておりました。

その間にどんな歯科医院を創りたいかじっくり考えました。今でも考えています。完成は今年の8月が目標。でも札幌に戻る時期は来年の4月予定。さあ、半年の間、歯科医院はほったらかし?誰かに任せる?開業初日から他人に任せるって有り得るか?それなら最初から歯科医院全体を貸しに出すのは?

これって意外と健全な歯科医院経営につながるのではないかと考えています。院長自らが莫大な借金を背負って日々診療に励んでも、頭の中で借金の返済のことがちらついていてはどうなることか。大体想像はつくと思います。必死です。やってはいけないこともしてしまうかもしれません。

そこで、私は土地と建物及び設備の準備を担当、友人の歯科医師が歯科医院のコンセプト、方針などコンサルタント業務、ドクターの選定を担当、あとは実際に働く院長の3人体制をとることに決めました。

となると、私はがんばってお金を借りなければならない。土地を購入する際に、現在経営中の歯科医院のメインバンクにお願いしました。年間一億円近い売り上げがあったので、ある程度期待してましたが、

「歯科に対しては3000万円ほどの融資しかできません」

飛び込みでお願いしたわけではないです。一応メインバンクとして付き合ってきたのに、3000万円って、普通の住宅も建てられるかどうか怪しいところです。かなり顔が引きつった気がします。

果たして歯科医院はつくれるのか?それも、札幌で一番すてきな医院を目指したいのに。宮の森、大倉山というロケーション、素敵な場所です。プレハブ小屋で開業するわけには行きません。何とかしなければ。

2007年1月31日 (水)

ここで歯科をつくります

開業予定地を隠していてもしょうがないのでここで紹介します。

札幌市中央区宮の森2条16丁目

大倉山シャンツェに向かう道の交差点です。ジャンプ競技がある日には、よく警備員の方が立っています。ご近所の方はすぐ判るでしょう。

銀行からは、「この辺にはあまり人がいないでしょう?」と言われましたが、調べてみると結構いらっしゃいます。3000人ほどでしょうか。歯科医院としては何とか成り立つ人数です。近所には松山千春さんの家もあると聞きました。一体どんな人達が住んでいるのでしょうか?とても興味深いです。

この界隈の方々は、どのような歯科医院があったらいいと思っているのでしょうか?一応、現時点での方針は

  年中無休

  夜9時まで診療

  個室(全部は無理ですが・・・)

  各分野の専門医

この辺を考えています。あと何か要望は無いでしょうか?ぜひ、お教え願いたいです。

あとはどんな建物にするか。きれいな建物が良いですよね。実は建築家はすでに決まっています。お金ないけど、どんどん行きましょう。かなり有名、というか素敵だなと思ってたショップや飲食店は、結構この方が手がけています。さて、誰でしょう?

2007年2月 2日 (金)

銀行さんに、歯科は受けが良くない?

資金調達のめどがたっていないのに、設計事務所のアトリエテンマさんと作業を進めているが、「本当にこのまま進めて行っても大丈夫でしょうか?費用もどんどん発生していきますが」と、とても心配をかけさせている状況となった。

現在、融資のお話を進めている信金はなかなか結論が出ず、時間だけが過ぎている。そこで、アトリエテンマさんに融資先の紹介依頼をしてきたという地方銀行を紹介してもらい、数日前に大体の概要を伝えました。上司と相談の上、また連絡しますと言われた。

昨日、電話があり「平日に話し合いをしなければならないから、なかなか大変」との理由で融資は断られました。それはどこの銀行も同じでしょ。つまり、歯科医院をつくるからだめなのですね、 きっと。

そう、札幌の歯科医院は飽和状態で漫然と経営している歯科医院はたいした儲けは出ていないでしょう。まじめにやればやるほど利益は減少します。患者の皆さんは、歯科は治療費が高いからぼろもうけしているんだろうなと感じるかもしれませんが、差し歯を作ってもらう技工料など、経費がかなりの部分を占め、利益はあまり出ません。入れ歯に至っては、手間の時間など考えれば赤字です。出来ればやりたくないと思っている歯科医院も多いと思います。

利益を出すには、薄利多売、経費削減。自費診療率が高い地域はまだしも、保険診療が主体のところは、患者の回転率(治療台の消毒は大丈夫か?)、下手でもいいから安い技工料(それを自分でも受け入れるのか?)、あとは少々の水増し(駄目でしょ?)を考えつつやる。借金があればなおさら。

そこで「開業場所は決まりましたが・・・」でも述べましたが、院長自らが莫大な借金を背負ってはいけないのです。借金は別の人が負う。メリットは患者さんが享受できます。

歯科医院の台所事情は銀行さんは良く知っているはずです。その結果の融資拒否。

私達が目指しているのはそこら辺の普通の歯科ではありません。誰もが理想とする歯科医院です。今現在で最高と思われるものばかりを集めていきます。海外に出かけて技術・情報も集めに行ってます。今はそれを集約して形にしようとしている段階です。銀行はまだ理解していないけど。なんと言っても確定申告書も見てないのに断られてるし。

ハードルは高い。

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